経営者

会社経営、借り入れすべき?それとも無借金経営?

1.借り入れするべきか無借金経営するべきか?

会社を経営するにあたって資金がない時に借り入れするべきか無借金経営するべきか悩むことはあるでしょうが、どちらがリスクを少なく借りられるのか知っていますか。

どちらのやり方がいいかという明確な答えはありません。
その人によると思いますがどちらもメリット、デメリットがあります。
そこで今回はこの2つのことについて詳しく話したいと思います。

まずは借り入れのメリットですが要は銀行や消費者金融などからお金を借りるということですね。
一般的にはこちらで資金を調達する人が多いです。

銀行というからには安心できますし、きちんとしたところから借りられるので安全に借りるという点においては絶対信頼できる所です。

デメリットとしては利子が付くことです。
利子は場所によりどのぐらいつくかは変わりますが利子が付かないということはありません。

そして返済に遅れてしまった場合は延滞料金が上乗せされるので中々返す目途がない、返済期限までに返せそうにないという人にはおすすめできない方法になります。

返済できないと今後借りたい時に貸してもらえなくなるということもあるので注意が必要です。

2.無借金経営のメリットは大きい

一方の無借金経営ですが、こちらは借り入れに比べて聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
無借金経営とは借り入れの逆で銀行などに資金調達を頼らずに自己資金や内部留保でやりくりをしていくという方法です。

▶️多くの社長が憧れる「無借金経営」は本当に素晴らしいのか?

つまりは利子などがなく無利子で資金調達をするということです。
もっと簡単に言うと自分達の会社の資金だけでなんとかやっていくということです。

このやり方ですが賛否両論があります。
資金のやりくりが上手い人ではないと失敗する可能性が実は高いんです。

メリットはもちろん利子を支払わないことが一番のメリットです。
そして借金をしていないということは他の会社からも信用されやすくなります。

これも他の会社と取引をする際にメリットになりますね。
そして、銀行などの金融機関の影響を全く受けずに住むのは大きいです。

銀行などに借りていると銀行側の都合で仕事をしないと行けなくなる時もありますし、顔色を見ながらやっていかなければなりません。
このようなメリットが無借金経営にはありますが、自由にやれるのはいいと思いますよね。

3.本当に困ったときに銀行から融資を受けられなくなってしまうケースも・・・

ですが、その反面デメリットももちろん存在します。
デメリットですが、銀行に借りないということは資金は限られた分しか当然ながらありません。

ということは何か大きなことをやりたいという時にできなくなってしまいます。
企画などを出していても資金がたくさんかかるようではお金がないのでできません。

自由にやることができなくなる場合がでてきます。
それに加えて本当に困ったときに銀行から融資を受けられなくなってしまうことがあります。

どうしても無借金経営じゃ無理と考えた時に銀行に借りに行こうと考える人が多いですが、銀行側も手元に資金がない人には返せると判断できないと思われて借りることができないというケースがあります。

それと法人税が増えます。
借り入れの場合は支払利息になるので経費として落とせます。
ですがこのやり方だと支払利息には当たらないので全部乗しかかってきますので税額が高くつきます。

4.まとめ

以上が2つのメリット、デメリットになりますが安定したいという場合は借り入れをすることをおすすめします。
無借金では上手くやりくりができる人ではないと失敗してしまいますし、最悪破産してしまうという場合もあります。

実際に資金のやりくりが上手くいかずに破産してしまったという人を見たことがあります。
なので上級者なら無借金に挑戦をするのもありですし、まだ慣れていない人は銀行などに借りるという方法を選ぶのがいいでしょう。